東京医科大学、山本謙吾主任教授、新聞や論文について。

東京医科大学、山本謙吾主任教授の新聞記事や論文について。


東京医科大学病院、山本謙吾主任教授の記事が、
5月3日(木)の茨城新聞の生活面に掲載されていたので紹介します。
今回は前半です。

『過剰な練習、関節に負担』
(東京医科大学、整形外科主任教授、山本謙吾)

「近年、わが国でもスポーツ愛好者や競技人口は増加の一途をたどり、
これに比例して膝や肘などの関節の痛みを訴える人も増えています。
これらスポーツ外傷・障害も整形外科の主要な治療対象となります。」
と山本謙吾主任教授は語る。

「スポーツ外傷は、サッカーなどで選手同士がぶつかったり転倒したりして起こる骨折や靱帯損傷などのことです。またスポーツ障害は、スポーツの長期間継続によって徐々に関節の変形・損傷が進み、痛みや動きに制限が生じる状態で、学校の体育活動や校外のクラブなどで、過剰な練習を続けた運動選手によく起こります。」とのこと。

東京医科大学、山本謙吾主任教授曰く、
「もともと成長期は体の発育のバランスが崩れやすく、そこに激しいトレーニングが加わると関節に過大な負担がかかり、変形や損傷が起きます。治療上では一定期間の安静が欠かせません。そうなれば体力や技術は低下してしまい、これを嫌って大会の日程や選手間の競争などの理由で患者当人が治療を拒否したり、延期を野損だりしてしまうことも。その結果、治療が遅れて症状が悪化し、回復までにより時間がかかる事例や後遺障害が残る事例さえあります。」と言う。

後半はまた次回ご紹介します。
東京医科大学病院、山本謙吾主任教授の新聞記事でした。